南青山ヒーリングテラス空

引きこもりについて *

お子さんが引きこもっている…お母さんからの
相談を受けることが多くあります。

一つの例をお話しします。

ご主人が浮気をしたことを問いつめていたとき…
お嬢さんが学校から帰って来てしまいました。

「お母さん!こんな家!出て行きましょ!」
そういって部屋に入ってしまいました。

その後、学校に行かなくなり…
引きこもるようになったお嬢さんに
新たな学校に行くことを提案し、新しい学校でやり直そうということになりますが
転校先でいじめられた…と学校に行かなくなり引きこもり
また新たな学校を行くようにしても、また同じ結果を繰り返す…

相談者であるお母さんは
「旦那の浮気のせいで引きこもるようになった…
 どう対処したら良いのでしょう」
と切ない想いを語ってくれました。

そのとき私は、こう答えました。

「あなたは、旦那さんの浮気が原因だと思われているようですが…
 もしかしたら、あなたに原因があるのかもしれません。
 試しに…お嬢さんの前で泣いてみてください。」

「試しといっても嘘泣きではありません。
 あなたは、旦那さんに浮気をされたことが辛かったのでしょ。
 そして、娘と一緒に家を出たいけれど
 永く専業主婦をしてきて、独りでお嬢さんの学費を払う自信も無く
 嫌で嫌で仕方がないのに…お嬢さんの将来のために
 ご主人と別れない…そう決めたのでしょ。」

その辛い想いを、お嬢さんの前でぶちまけてほしいのです。

お嬢さんは、あなたを恨んでいる可能性を感じるのです。

家族を裏切ったお父さんの側を離れよう!と言ったお嬢さんからしたら、
お母さんは

その憎いお父さんのほうを、自分よりも選んだ。

暮らし続けている…という現実が
お嬢さんに、そう感じさせている可能性を感じるのです。

・・・・・

彼女は、お嬢さんの前で泣いたそうです。

その後…お嬢さんは学校へ行くようになったそうです。

さらには
お父さんに対する恨みは、根深いものではなかったようです。

     *

さらにこんな例もあります。

家庭内暴力が絶えない男の子にどう向き合えばいいのか…という相談に

彼の前で謝ってください。
「私は今日、そらさんという方に自分のことを教えてもらいました」
「お母さんは【 拘束することが愛だ 】というものが刷り込まれていたのだと…
 親から刷り込まれたその愛のカタチによって
 あなたをコントロールしつづけていたのだと…
 愛しているからこそ、そうしてしまったの…ごめんなさい。
 もう二度としない。あなたはあなたの人生を自分らしく生きて」と…

その後…暴力は収まってきたと報告してくれました。
しかし彼女は、おとなしい弟さんにコントロールをはじめてしまいました。
そのとき
彼は再び暴れたそうです
「お前はまだやるのか!」と。

彼女は、今、自分に刷り込まれている愛のカタチを手放しつつあります。

そして…素敵な愛を表現できるようになっています。

・・・・・

私たち大人は、相手のことがわかると思っています。

わかり合えると想っています。

それは、素晴らしいことかもしれませんが…
その意識によって、都合良く
わかってくれないことを他者のせいにしたりもします。
 
 
 
家族なのだから…私の気持ちをわかってくれている…ということが前提で
私たちは、自分の過ちを感じたとき…
都合良くフェードアウト…したりもします。
子供を叩いていたのが、徐々に叩かなくなる。
子供に怒鳴っていたものを、怒鳴らなくなる。
それはすばらしいことではありますが…

虐待をされている子どもは
虐待をしなくなると〈殴られるような行為〉をわざとしてしまう…
ということも事実です。
虐待という行為ですら、
止められると…「関わってくれなくなった…」と
愛を受け取れないフィーリングに襲われるのです。
 
 
 
 
私たちは〈相手はわかってくれる〉という前提を捨て
「私は」という自分自身の表現を
必ずする必要があります。

フェードアウトするのではなく
逃げること無く…相手にストレートに表現する必要があるのです。

それがいくら…小さな子どもであろうとも
家族であろうとも…です。

伝えた後は、そこからブレることなく向き合わなくてはなりません。
 
 
 
 
 
ある学校の先生に質問されました。

そらさんは引きこもりで学校に来ない生徒に対して
どう対処するのが正しいと思いますか?

親が向き合えば良いのでしょうか?
先生である私に何かやれることがあるのでしょうか…。

その問いに対して私は

極端な言い方になりますが、「引きこもりは、復讐だと捉えてください」

そうお伝えしました。
 
 
 
その方は、教員という立場でありながら…
私の【復讐】という強い言葉を受け止めてくれたようでした。

いじめられたクラスメイトに対して…
先生に対して…
コントロールし続けた親に対して…
社会に対して…
自分の想い通りにいかない…ということに対して…

自分の想いに対する、相反するもの
それが原因だとするならば
言葉は悪いですが…【復讐】している…という意識で真剣に向き合ってほしい。
ご機嫌をとるような行為ではなく、真正面から向き合ってほしい。
その想いが
「引きこもりは、復讐だと捉えてください」という表現になりました。
 
 
 
 
起こっている出来事のストーリーは様々です。

そこに、一つの解決法などというものは
存在していません。

ただ、シンプルな真理は見えてきます。

そこに向き合う。

ただそれだけしか、私たちにはできないのだと思います。

ほんとうにほんとうに優しく
ほんとうに穏やかで
ほんとうに相手のことを想う…からこそ

引きこもっている方々を、私はたくさん知っています。
 
 
 
 
最後にぜひ信じてください。

子供であろうとも
「相手の人生は、相手の人生です」

ぜひ、相手の動く力を信じてください。
相手の人生を信じてください。

相手に自分の人生において責任をとらしてあげてください。
 
 
 
全ての方が、自分らしく生きられるよう
私は意図しています。

                 そら

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